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現役ドラフトとは?ルール制度や対象となる候補選手はどうやって決める?

野球のニュースを見ていて「現役ドラフト」という聞きなれない言葉を聞くケースがあるかと思います。

今回は、そのよう方のために

・現役ドラフトって何?
・ルールや対象選手はどう決めるの?

という悩みを解決していきます!

目次

現役ドラフトとは

結論から言うと、現役ドラフトとは、「各球団でレギュラーとして活躍してないけど他の球団に行けば活躍できるポテンシャルを持ってる選手を救いましょう!」という制度になります。

実力はあるのに同じチーム、同じポジションにスター選手がいてなかなか出場機会に恵まれなかったりポテンシャルは高いのに球団がなかなか使ってあげなくて実力を存分に発揮できてない選手がいますよね。

そういった選手を、他球団がドラフト会議のように指名してうちの球団に来て活躍しましょうよということができるんです。

また、現役ドラフトは別名「ブレークスルードラフト」と呼ばれることもあります。

基本的に現役ドラフトはメジャーのルール5ドラフトを模範しているものなのですがルール5ドラフトとはどんなものなのか簡単に解説してみましょう!

現役ドラフトの起源「ルール5ドラフト」の特徴

ルール5ドラフトではメジャー昇格選手ではなく傘下マイナーリーグの選手でメジャーに昇格できず飼い殺し状態になっている選手を救済するための制度です。

そのため、対象となる選手はメジャー選手ではなくマイナーリーグ所属選手となります。

例年12月のウインターミーティング最終日に行われ、メジャー40人枠に空きのあるチームのみ参加することができます。

18歳で入団した選手は5シーズン以上在籍してなければいけなかったり19歳以上で入団した選手は4シーズン以上在籍してないと指名できないなどのルールもあります。

さらに指名した球団は指名された選手が所属しているチームに100,000ドル支払う必要があります。(日本円で約1,200万円)

現役ドラフトの導入見込み

日本でもルール5ドラフトを模範して現役ドラフトなるものをやろうとしているのですが日本でもメジャーと同じようにできるのでしょうか?

結論、メジャーでは日本と規模が全く違うためなかなかそのまま同じように導入とはいかないと思います。

メジャーでいうマイナー選手はかなりの数がいるのに対し日本にはそもそもマイナーリーグというものが存在しません。

メジャーのマイナー選手は約8000人いると言われているのですが日本に置き換えた時はどのような選手が対象になるのでしょうか?

日本野球界での現役ドラフト対象選手についてはまだ正式な決定がありません。

あくまで筆者の予想にはなりますが、日本では支配下登録されてる選手のほかに育成選手というものがあります。

この育成選手のなかからドラフトするパターンも考えたのですが、そもそも育成の選手の数が少ないのと、なかなか多額の金銭を支払ってまで獲得するなど動きが活発になるか不透明なため育成選手のみから選ばれるという可能性は低いのではないかと感じます。

日本での現役ドラフト対象選手

筆者の考えとして、育成のみは先ほど述べた理由と球団側も取られたくない選手は支配下登録してドラフト指名されないような手を取ってくる可能性もあることからないと考えます。

そのため、支配下登録されてる選手も対象になる可能性は大いにあると思います。

さらに言ってしまえば球団側からの対策も考慮して1軍に登録されてる期間が何日以上、もしくは試合に出場回数が何試合以上の選手は対象外というようなルールが設けられる可能性はあるのではないかと考えます。

結論、私の考えでは大まかなルールはメジャーに乗っ取りつつ対象になる選手は「チームに在籍している期間が3年以上かつ1軍登録期間の合計が2シーズン以下かつ試合出場回数が100試合未満の選手」など条件をつけた支配下登録選手+育成選手などになるのではないかなと思います。

まとめ

今回は現役ドラフトについて仕組みや対象選手について紹介しました。

実力はあるのに球団と合わないとか出場機会がないなどで花開かない選手は沢山いると思います。

他の球団に移籍できればレギュラーで活躍できるのにな…というのは選手本人としても人生をかけてプロの世界で勝負しているので、この制度により1人でも多く才能ある選手が花開き、日本のサンタナやハミルトンと呼ばれるような選手が出てきてくれることを願っています!

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