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藤浪晋太郎&大谷翔平も!甲子園でしのぎを削った同級生選手まとめ

藤浪晋太郎&大谷翔平も!甲子園でしのぎを削った同級生選手まとめ

高校野球日本一を決める甲子園、当然後にプロで活躍する選手も多数出場します。長い歴史の中には、後にプロで活躍する選手同士のマッチアップも多数ありましたよ!

今回は甲子園でしのぎを削った同級生選手について紹介します。

目次

藤浪晋太郎VS大谷翔平

最初に紹介するのは、1994年度生まれの二人のメジャーリーガー、藤浪晋太郎選手と大谷翔平選手。共に190㎝台の大型高校生でした。藤浪晋太郎 大谷翔平 甲子園での激突は、2012年の春のこと。藤浪晋太郎選手がエースを務める大阪桐蔭と大谷翔平選手が投打で率いた花巻東がぶつかったのは、同大会の一回戦でした。当然既にプロ注目の存在だった二人、この試合は「東西の怪物の激突」として注目されました。

10年前、大谷翔平と藤浪晋太郎がセンバツで対決した日…いま振り返る“2人の怪物が語っていた夢”とは「世界レベルで活躍する選手に」「メジャーに興味はない」 – 高校野球 – Number Web – ナンバー (bunshun.jp)

大器の片りんを見せた大谷、しかし大阪桐蔭は強かった

先制点は大谷翔平選手のバットから飛び出しました。2回の裏、藤浪晋太郎選手のスライダーを右中間席に叩き込み、ホームランで先制点を挙げたのです。大谷翔平選手は投げても5回まで無失点、二刀流の存在感を示しましたが、しかし当時の大谷翔平選手は怪我の影響もあってスタミナに課題を抱えていました。後半に入って失点が嵩み、終わってみれば9対2。初戦で2失点完投のピッチングを見せた藤浪晋太郎選手は、その後も安定した投球を続け、遂には大阪桐蔭にセンバツ初優勝をもたらしましたよ。

斎藤佑樹VS田中将大

続いて紹介するのは、1988年度生まれの斎藤佑樹さんと、元メジャーリーガーにして現東北楽天ゴールデンイーグルス、田中将大選手のマッチアップです。2006年夏の甲子園、史上2校目の三連覇を目指した駒大苫小牧のエースだった田中将大選手と「ハンカチ王子」の愛称で話題になった斎藤佑樹さんを中心に、初の優勝に王手をかけた早稲田実業。両校の対決は、正しく伝説となりました。

伝説の15回同点再試合

8月20日に行われた決勝戦、早稲田実業のエース、斎藤佑樹さんは先発として駒大打線を封殺。一方駒大苫小牧も、エースの田中将大選手を3回途中からリリーフに出し、そこから長いイニングを投げさせ続けました。8回表、遂に駒大苫小牧が1点先制するも、しかしその裏に早稲田実業も1点を返し再び同点に。結局これが双方の唯一の得点となりました。斎藤佑樹選手は15回を、田中将大選手は12回と三分の二を1失点に抑える力投、どちらも譲らず37年振りの夏の甲子園決勝再試合となったのです。

斎藤佑樹、二試合24イニングの熱投

再試合は翌日に行われました。駒大苫小牧は前日同様田中将大選手をリリーフ待機させましたが、1回裏に先制を許すと結局すぐさま田中将大選手を登板させることに。対する早稲田実業は、この試合も斎藤佑樹さんを先発に立てました。双方満身創痍、前日ほどの投球はできず、田中将大選手は2回、6回、7回に失点、斎藤佑樹さんも6回に1失点し、4対1で迎えた9回表にはノーアウトから2ランホームランを浴びて1点差にしてしまいました。それでも投げ続けた斎藤佑樹さん、最後には田中将大選手を7球目で空振り三振に打ち取り、二試合連続の完投で早稲田実業を甲子園優勝に導いたのでした。

菊池雄星VS今宮健太

2009年の夏の甲子園では1991年度生まれの、後にプロ野球で活躍する多くの選手達が躍動。夏の主役は超高校級左腕とも称された現メジャーリーガー、花巻東高校の菊池雄星選手でした。その花巻東高校が準々決勝でぶつかったのが、明豊高校。現福岡ソフトバンクホークスの今宮健太選手が、野手だけでなく投手としても引っ張っていました。両選手が先発を務めたこの試合、ロースコアでの接戦が予想されましたが、試合は意外な方向へと進みました。

両エースが前半にマウンドから降りる

花巻東は序盤から今宮健太選手を攻略、4回にマウンドから引きずりおろし、後を継いだ選手からも点を奪い4点をリードします。一方、序盤から快調に飛ばしていた菊池雄星選手はなんと5回表に1点を返されたのち、背中の痛みを訴えて緊急降板となったのです。後を継いだ選手がなんとかリードを守らんとするも、8回の裏というタイミングで遂に逆転を許してしまいました。それでも諦めない花巻東は9回表に、再び同点に追いつき返します。明豊は未だピンチ、そこでマウンドに登ったのは、先発から降板後も野手として試合に出場し続けていた今宮健太選手でした。

死闘の果ての切ない結末

三塁からマウンドに上がった今宮健太選手は、1死三塁、一点もやれない場面で150キロ台の速球を連発。自己最速の154キロもマークし、二者連続三振に打ち取ったのです。見事ピンチを凌いだ明豊、しかしその裏にチャンスを作るもサヨナラ勝ちは果たせず、花巻東は10回表に今宮健太選手から今度こそ決勝点を奪ったのでした。接戦の末に明豊はベスト8で敗退、一方、花巻東もまた、この試合で背中に痛みを覚えた菊池雄星選手を準決勝に登板させることができず、中京大中京相手に敗北を喫したのでした。

最後に

今回は甲子園でしのぎを削った同級生選手達について紹介しました。

今年の甲子園で名勝負を演じた高校生たちも、いずれプロの舞台で再び相まみえることもあるかもしれません。そんな時が来るのが楽しみですね!

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