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独立リーグ出身投手で史上2人目の日本代表入り!湯浅京己について徹底調査

独立リーグ出身投手で史上2人目の日本代表入り!湯浅京己について徹底調査

6年振りの開催となるWBCこと「ワールドベースボールクラシック」がいよいよ始まります!阪神タイガースのリリーバー、湯浅京己選手も日本代表に選出されています。

今回は湯浅京己選手について徹底調査しました!

目次

湯浅京己のプロフィール

  • 名前:湯浅京己(ゆあさあつき)
  • 生年月日:1999年7月17日
  • 年齢:23歳(2023年3月現在)
  • 出身地:三重県尾鷲市
  • 出身校:聖光学院高校

独立リーグ「富山GRNサンダーバーズ」からドラフト指名されNPB入りした湯浅京己選手。この度WBC 2023で侍ジャパン入りを果たしたのですが、実は独立リーグ出身の日本代表投手というのは湯浅京己選手で二人目なんですよ!

また、湯浅京己選手は2022年シーズンに43ホールドを挙げセ・リーグの最優秀中継ぎのタイトルを獲得しました。独立リーグ出身の投手がタイトルを受賞したのは、湯浅京己選手が初であり唯一となっています。

湯浅京己の経歴

高2の秋から投手としてプレー

小学4年生で野球を始め、中学時代には主に内野手としてプレーした湯浅京己選手。聖光学院高校に進学したものの、1年5月の時になんと成長痛から腰痛を発症、完治までマネージャーへの転身を余儀なくされました。

選手復帰は2年秋、この時から投手として本格的にプレーを始め、春の県大会の決勝で先発に抜擢されるなどの活躍を見せました。ストレートの球速はこの時点で最速145キロを記録していましたが、自身が3年生の時の夏に聖光学院高校が甲子園に出場した際には、湯浅京己選手はベンチ入りメンバーから外れていました。

早期のプロ入りを目指し、独立リーグへ

短期間でのNPB入りを目指していた湯浅京己選手は、大学進学の勧めもあった中で独立リーグであるBCリーグの富山GRNサンダーバーズに入団。

まだ投手歴の若かった湯浅京己選手は春先から投球フォームの修正や体力の養成に専念、5月にリーグ戦初登板後は先発ローテーションの一角に定着しました。15試合に登板し3勝7敗防御率5.72という成績だったものの、シーズンオフのNPBドラフト会議で阪神タイガースから6位指名を受け、独立リーグ入団から僅か1年でのNPB入りを果たしました。

富山GRNサンダーバーズから支配下でのNPB入りを果たしたのは、湯浅京己選手が初めてでしたよ。

プロ入りを果たすも怪我に苦しむ

独立リーグ出身ながら、プロ初年度でまだ高卒二年目と若かった湯浅京己選手。首脳陣の身長に育てるという方針の元、ルーキーイヤーの2019年シーズンは春季キャンプか二軍生活に終始しました。

二軍戦デビューは3月27日、この日の登板で初セーブも記録し、4月23日の試合では初先発初勝利を記録。上々のスタートを切っていましたが、6月に腰椎の疲労骨折が判明します。また、秋口にも腰椎を骨折。2020年も前年の怪我を引きずり、同年は結局一軍、二軍とも公式戦への登板機会はありませんでした。

2021年、遂に一軍デビュー

プロ三年目も春季キャンプ中に右足の肉離れでシーズン開幕に出遅れるなど、相変わらず怪我に苦しんだ湯浅京己選手。しかし5月8日に2シーズンぶりの二軍公式戦登板を果たすと、ストレートの球速自己最速となる153キロを記録。その後4試合、二軍戦でのリリーフ登板で無失点を続けたことから、6月1日に遂に一軍昇格を果たします!

念願の一軍初登板は6月3日のオリックス・バファローズ戦。しかし一イニングで二失点を許す悔しいデビューとなりました。結局同年は一軍で3試合登板、防御率18.00と結果を残すことは叶いませんでした。

2022年、飛躍の一年に!

プロ四年目の2022年には初めて一軍キャンプのメンバーに抜擢され、そのまま開幕まで一軍を維持。シーズン初登板でプロ初ホールドを記録すると、前半戦に17試合連続無失点を記録。オールスターファン投票では中継ぎ部門で一位に選ばれるほどの活躍を見せました。

後半戦も好調を維持し、シーズン最終戦の登板で28試合連続無失点を記録。阪神タイガースのAクラス入りに大いに貢献し、CSではプロ生活で初めてセーブシチュエーションで登板し、無失点に抑えています。

球史に残る記録も

同年の湯浅京己選手の成績は、59試合登板で2勝3敗43ホールド、防御率は1.09。ホールドポイント45で中日ドラゴンズのジャリエル・ロドリゲス投手と共に最優秀中継ぎのタイトルに輝いたのですが、23歳での最優秀中継ぎは歴代最年少タイの記録でした。NPBアワードでは新人特別賞を受賞しました。

契約更改では、推定年俸4700万円で更改。なんと4200万円増であり、昇給率は驚異の840%、これは阪神タイガース史上最高どころか、NPBにおいても歴代3位と報じられています。

一年の活躍で一気に侍ジャパンへ

2022年に一気に大ブレイクとなった湯浅京己選手。なんと2023年開催のWBC出場選手の一員にもなりました。侍ジャパンの監督を務める栗山英樹さんは湯浅京己選手のことを「阪神タイガース最強の抑え」と評しており、侍の守護神候補の一人として大きな期待を寄せています。

学生時代から怪我に悩まされる野球人生だった湯浅京己選手。栗山監督はそういった過去を乗り越え侍ジャパンとして活躍する「サクセスストーリー」にも期待しているようですよ。

最後に

今回は侍ジャパンの一員、湯浅京己選手について紹介しました。

14年振りの世界一奪還を目指す日本。その悲願を達成した時、マウンドの上に立っているのはもしかすると湯浅京己選手かもしれませんね!

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