実写映画「ゴールデンカムイ」など作品に出演し、注目を集めている工藤阿須加さん。実は俳優だけでなく農家としても活動されているようなんです!
今回は工藤阿須加さんの農業を始めた理由などを調査しましたよ。
工藤阿須加は俳優と農業の二刀流!
2013年の大河ドラマ「八重の桜」や2014年のTBS日曜劇場「ルーズヴェルト・ゲーム」などに出演し、俳優として頭角を現した工藤阿須加さん。
実は2021年頃から本格的に農業を開始しており、今では俳優と農家の二刀流として知られていますよ。
農家としての活動は、日本テレビのバラエティ「有吉ゼミ」内で時々放送されています。またBS朝日では「工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました」という冠番組も制作、放送されていますよ。
山梨県で「半農半X」を実践!俳優・工藤阿須加さんの自然体での地域との関わり方 – やまなし二拠点居住・移住総合WEBメディア Y-charge (pref.yamanashi.jp)
工藤阿須加とは
岡田彰布 息子など、プロ野球選手の子供がどのような人なのかは度々注目されます。西武ライオンズを始め福岡ダイエーホークスや読売ジャイアンツなど、様々な球団を渡り歩きNPB通算224勝を記録した工藤公康さん。その工藤公康さんの息子が工藤阿須加さんです。
名プロ野球選手の息子であるものの、工藤阿須加さんは学生時代に野球を経験されていません。ただ、父がプロのアスリートだったということは、工藤阿須加さんが 農業を始める遠因になっているとも言えます。
工藤阿須加が農業を始めた理由は?
工藤阿須加さんが 農業を始めた理由には、コロナウイルスの流行が関係しています。
コロナ禍をきっかけに「家族や友人に何かあったときに守ってあげられる場所を作りたい」という思いを抱いた工藤阿須加さん。コロナウイルスの流行は世界の在り方が突然一変してしまうような出来事でしたから、そんな時に自力で食料を手に入れられるような環境を作りたかったのですね。
コロナウイルスの流行を予想できた人は誰もいなかったでしょう。突然こうも変わってしまうという現実を前に、工藤阿須加さんは「お金があったら、時間ができたら始めるのでは間に合わない」と感じ、俳優業との二刀流に挑みました。
工藤阿須加は東京農業大学中退
実は工藤阿須加さん、大学は東京農業大学に進学されています。
家族全体でアスリートの父親に気遣う食生活をしていたため、幼い頃から食への関心が高かった工藤阿須加さん。高校3年生の時にリンゴ農家、木村秋則さんの著書である「奇跡のリンゴ」を読み、感動したことをきっかけに東京農業大学へ進みました。
工藤阿須加さんは当時も就農を真剣に考えていたものの、在学中に役者の道へ進み、大学を中退されました。つまりもともと農家への思いはあったものの、それを急ぐことになったきっかけがコロナウイルスの流行ということだったのですね。
工藤阿須加が農業を始めた場所は?
俳優と農業の両立を目指すに当たり、工藤阿須加さんが農業を始める場所として選んだのは山梨県でした。山梨県北杜市、株式会社ファーマン井上農場に畑の一角を間借りして農業を始めています。
畑の近隣に別荘を購入して、二拠点生活を開始した工藤阿須加さん。山梨県を選んだ理由の一つには東京からのアクセスの良さを挙げており、農業開始後も役者としての活躍を続けていますよ。
また、山梨県は名水に恵まれており、日照時間も長いという特徴があるそう。この点も工藤阿須加さんにとっては好材料だったようです。
工藤阿須加が育てる野菜は?
工藤阿須加さんは無農薬の有機栽培で年間15品目ほどの野菜を栽培しています。これまで育てた野菜には、以下のような野菜が挙げられていますよ。
- カブ
- カリフローレ
- ケール
- コールラビ
- サツマイモ
- 里芋
- 春菊
- 生姜
- じゃがいも
- スイカ
- スイスチャード
- 大根
- とうもろこし
- 長ネギ
- ニンニク
- 白菜
- ビーツ
- ブロッコリー
- ほうれん草
- 水菜
- メロン
- ルッコラ
- わさび菜
多種多様な野菜を栽培されているのですね。農業に関するシンポジウムやイベントにも多く登壇されており、工藤阿須加さんは食の問題に精力的に発信されています。
最後に
今回は工藤阿須加さんが農業を始めた理由などを紹介しました。
役者と農業という全く違う分野を両立している工藤阿須加さん。これからの活躍にも要注目です!