世界中の野球選手が憧れるMLB(メジャーリーグ)。日本のプロ野球からも大谷選手やダルビッシュ選手など多くの選手がMLBに挑戦しています。MLBのルールであるワイルドカードとはや2024年日本から山本由伸選手・今永昇太選手・松井裕樹選手・上沢直之選手がMLBに挑戦するなどが話題になりました。「山本由伸 身長はMLBに不利になるの?」「サイ・ヤング賞を獲得した低身長の投手はいる?」「2024年MLB挑戦中の日本人選手のチームや年俸が知りたい」といった方に向けて、この記事では
- 山本由伸 身長はMLBに不利?
- サイ・ヤング賞を獲得した低身長の投手を紹介
- 2024年MLB挑戦中の日本人選手を紹介
について解説していきます。この記事を読むことで、低身長選手がMLBで活躍できる可能性があるのかわかります。是非、最後まで読んでみてください。
山本由伸 身長はMLBに不利?
野球の投手は、身長が高いほうが上から球が降ろされるため有利。身長が低いと、球が角度なく真っすぐ来るため打者が打ちやすく不利と言われています。MLBに挑戦した日本人選手を見ると、野手の吉田 正尚 身長は173センチ、イチロー選手180センチと小柄でも活躍。投手で活躍した選手は大谷翔平選手193センチ、ダルビッシュ有選手196センチ、藤浪晋太郎選手198センチと大柄です。やはり投手は身長が高くないとMLBでは難しい印象です。そんなMLBで178㎝の山本由伸選手が、身長の不利を感じさせないピッチングでMLB選手を驚かせてくれることに期待しましょう。
サイ・ヤング賞を獲得した低身長の投手を紹介
身長が低いと不利という話をしましたが、絶望的ではありません。その年に最も活躍した投手を決める「サイ・ヤング賞」では、6フィート(約182.9cm)以下の低身長選手が84人中8人ノミネートされています。ノミネートされた選手の内、何名かを紹介します。
ティム・リンスカム
ティム・リンスカム投手は、身長が180センチと山本選手とは2センチ差の小柄な選手です。オーバースローから全身をしならせた投球で、最速159キロの速球を投げ込み、多彩な変化球で多くの三振を奪いました。2008年と2009年のサイ・ヤング賞を受賞し、当時はナショナルリーグのサンフランシスコ・ジャイアンツに所属。2008年には奪三振賞も獲得し、18勝5敗、防御率2.62、奪三振数265を記録しました。2009年は、15勝7敗、防御率2.48、奪三振数261回を記録しています。MLBとして小柄な体格ながら素晴らしい成績を残した選手です。
ヨハン・サンタナ
ヨハン・サンタナ投手は身長が182センチで、2004年と2006年にサイ・ヤング賞を獲得しました。約150キロの速球と約124キロのチェンジアップを武器に打者を惑わします。速球との球速差約25キロは当時のMLBでは最も大きい値です。2007年のア・リーグ各球団監督を対象に行ったアンケートでも「ヨハン・サンタナのチェンジアップはリーグで1番」と言われるほどの選手でした。2004年はチーム「ミネソタ・ツインズ」にて20勝6敗、防御率2.61、奪三振数265回を記録。2006年も同チームに所属し19勝6敗、防御率2.77、奪三振数245回を記録しています。
ペドロ・マルティネス
ペドロ・マルティネス選手の身長は180センチ。1999年にはレッドソックス史上初となるシーズン300奪三振を記録し、サイ・ヤング賞を3回獲得しています。スリークォーターから最速159キロの速球と切れ味の鋭い変化球で、イチローからも「完璧な投手」と言われていました。サイ・ヤング賞の成績は、1997年「モントリオール・エクスポズ」に所属し、17勝8敗、防御率1.90、奪三振数305回、1999年は「ボストン・レッドソックス」に所属し23勝4敗、防御率2.07、奪三振数313回、2000年は同チームで18勝6敗、防御率1.74、奪三振数284回という記録を残しています。
2024年MLB挑戦中の日本人選手を紹介
2024年にMLBを挑戦している日本人選手は以下の通りです。
- ダルビッシュ有(37歳):サンディエゴ・パドレス所属、身長195センチ
- 大谷翔平(29歳):ロサンゼルス・ドジャース所属、身長193センチ
- 前田健太(35歳):デトロイト・タイガース所属、身長185センチ
- 菊池雄星(32歳):トロント・ブルージェイズ所属、身長182センチ
- 藤浪晋太郎(29歳):ボルチモア・オリオールズ所属、身長197センチ
- 山本由伸(25歳):ロサンゼルス・ドジャース所属、身長178センチ
- 千賀滉大(31歳):ニューヨーク・メッツ所属、身長186センチ
- 今永昇太(30歳):シカゴ・カブス所属、身長178センチ
まとめ
今回は、山本由伸選手の身長がMLBに不利か、サイヤング賞を獲得した低身長選手について解説しました。低身長選手はMLBで活躍しにくいことが言われていますが、180センチ前後の選手でも活躍している選手はいます。日本で一番といわれている山本選手ですがからMLBでも活躍するでしょう。2024年は、MLBで活躍する山本選手を応援していきましょう!