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初受賞は6人!2022年のゴールデングラブ賞受賞選手【まとめ】

初受賞は6人!2022年のゴールデングラブ賞受賞選手【まとめ】

オリックス・バファローズの日本一で幕を閉じた、2022年のプロ野球。2022年11月14日には、2022年度のゴールデングラブ賞受賞者が発表されました。受賞者18人のうち初受賞の選手は6人!

今回は、2022年度プロ野球ゴールデングラブ賞の受賞選手を紹介します。

目次

ゴールデングラブ賞とは?

ゴールデングラブ賞とは、三井物産スポーツ用品販売の協賛によって、セ・パ両リーグ各ポジションの守備のスペシャリストに贈られるセ・パ各連盟の公式表彰に準じた特別賞です。

5年以上の取材キャリアを持つ、プロ野球記者の投票で選出されますよ。それでは早速、今年の受賞者をポジションごとに紹介していきます!

圧巻のパ・リーグに対し、セ・リーグは混戦だった投手部門

パ・リーグ:山本由伸(オリックス)

パ・リーグは、投手の各タイトルを総なめしたオリックスの山本由伸投手が二年連続二度目の受賞です。有効投票者数261のうち225票を獲得、次点の楽天・田中将大投手が12票ですからゴールデン・グラブ投票でも圧倒的な支持を受けました。

山本投手は投球内容はさることながら、フィールディング能力も高く評価されている選手で、2019年から2021年の三年間はなんと守備率10割を記録していました。今年は失策が1つあったものの、一年間通して安定した守備を見せましたよ。

セ・リーグ:森下暢仁(広島)

一方のセ・リーグは広島の森下暢仁投手が初受賞です!プロ入り三年間で失策は一つもなく、こちらもフィールディングの評価は高いです。

ただ、セ・リーグ投手部門のゴールデングラブは結果を見るとかなりの混戦、有効投票者数292の中で森下選手の得票数は92、次点の横浜・今永昇太投手が83票を獲得しており、さらに阪神の青柳昇洋投手が49票を得るなど、非常に票が割れることとなりました。

捕手部門は日本を代表する扇の要が他を圧倒

パ・リーグ:甲斐拓也(ソフトバンク)

パ・リーグはソフトバンクの甲斐拓也捕手が181票で受賞。なんと、6年連続6度目の受賞です!いまや日本代表常連の甲斐選手、「甲斐キャノン」で一躍有名になった名捕手は、今年は打撃で苦しんだものの、130試合でマスクを被り守りで貢献。他球団の捕手を試合数で圧倒し、受賞となりました。

セ・リーグ:中村悠平(ヤクルト)

セ・リーグはヤクルトの中村悠平捕手が、231票を集めて二年連続三回目の受賞です!守備率10割、盗塁阻止率リーグ1位の.364を記録の充実したシーズンでした。捕手としての出場試合数は80試合に留まったものの、こちらはリーグ優勝チームの正捕手であることも評価されたのでしょう。

甲斐選手と中村選手は2022年11月の侍ジャパン強化試合でも共に代表に名を連ねており、2023年WBCでの共演も期待されます。

一塁手部門は常連のベテランが受賞

一塁手部門は、両ベテランが貫禄の受賞です。

パ・リーグ:中村晃(ソフトバンク)

パ・リーグはソフトバンクの中村晃選手が161票で、次点の西武・山川穂高選手(47票)と大きく差をつけての受賞です。95試合で一塁を守り、守備率はリーグ一位の.996。

元々は外野手をメインポジションとし、守備力が評価されながらもゴールデングラブとは縁遠かった中村選手ですが、2020年より一塁手として三年連続三度目の受賞となりました。

セ・リーグ:中田翔(巨人)

セ・リーグでは巨人・中田翔選手が受賞です。得票は123、次点の中日・ビシエド選手が68票、ヤクルトのオスナ選手が49票と割れながら、100試合出場でリーグトップの守備率.998が評価され受賞となりました。

打のイメージが強い中田選手ですが、その守備力は日本ハム時代から高く評価されています。今年で5度目のゴールデングラブ受賞ですが、セ・リーグでの受賞は今年が初めてとなりました。

二塁手部門はセパ共にかなりの混戦

二塁手部門は、セ・パ共に票数が大きく割れました。

パ・リーグ:外崎修汰(西武)

パ・リーグでは楽天・浅村栄斗選手の58票、ロッテの中村奨吾選手の71票を抑えて西武の外崎修汰選手が92票を獲得。二年連続二度目の受賞です。二塁手として131試合で出場し、刺殺捕殺併殺でリーグ一位を記録しましたよ。

セ・リーグ:菊池涼介(広島)

セ・リーグの受賞者は往年の名手、広島の菊池涼介選手です。驚異の10年連続10度目の受賞ですが、今年はヤクルトの山田哲人選手(87票)、巨人の吉川尚輝選手(71票)と票を分け合い、114票に留まっています。

二塁手としての出場試合数は120、吉川選手の132に後れを取り、守備率では僅かに山田哲人選手に及びませんでしたが、それでも高い安定感を誇る守備を見せ、辛くもゴールデングラブの座を守りました。

三塁手部門、「村上様」はゴールデングラブは逃す結果に

三塁手部門は、両リーグ共二年連続二度目の受賞になりました。

パ・リーグ:宗佑磨(オリックス)

パ・リーグはオリックスの宗佑磨選手。三塁手として127試合に出場、守備率は.961と少し低かったものの、三塁手の他の有資格者がロッテの安田尚憲選手(58票)、日本ハムの野村佑希選手(1票)の二人しかおらず、リーグ優勝や2021年受賞のイメージもあってか189票を獲得し、受賞となりました。

セ・リーグ:岡本和真(巨人)

セ・リーグの受賞は、巨人の岡本和真選手。ヤクルトの村上選手(93票)を130票でなんとかかわし、ゴールデングラブは死守しました。三塁手として140試合に出場し、守備率.975はリーグトップ。捕殺や併殺でもリーグトップを記録しましたよ。

遊撃手部門、セ・リーグは初受賞選手が他の候補を圧倒!

パ・リーグ:源田壮亮(西武)

守備の花形、遊撃手部門。パ・リーグは西武の源田壮亮選手が5年連続5度目の受賞です。次点の名手・ソフトバンクの今宮健太選手(79票)が遊撃手として130試合出場、源田選手が108試合だったこともあり160票止まりとなりましたが、それでも貫禄の受賞ですね。今や日本を代表する守備の名手となった源田選手、その実力は疑うべくもありません。

セ・リーグ:長岡秀樹(ヤクルト)

セ・リーグは高卒三年目、ヤクルトの長岡秀樹選手が初受賞です。二年目までは僅か11試合の出場、三年目で139試合出場と大きく飛躍を果たした長岡選手はゴールデングラブにおいても次点、阪神の中野拓夢選手の30票を大きく離す191票を獲得!新星の登場に球界が沸きました。

外野手部門、セ・パ両リーグともに初受賞選手が目立つ

最後に外野手部門。外野手部門はレフト、センター、ライトの区別なく各リーグ3人が受賞となります。

パ・リーグ:高部瑛斗(ロッテ)、辰巳涼介(楽天)、福田周平(オリックス)

まずはパ・リーグですが、ロッテの高部瑛斗選手(178票)、楽天の辰巳涼介選手(175票)、オリックスの福田周平選手(79票)の三選手が受賞しました。

次点ではソフトバンクの柳田悠岐選手(69票)、楽天の西川遥輝選手(66票)など。ベテラン勢を若手選手が凌ぐ形となりました。高部選手、福田選手は初受賞、辰巳選手は二年連続二度目の受賞となります。

セ・リーグ:塩見泰隆(ヤクルト)、岡林勇希(中日)、近本光司(阪神)

セ・リーグの外野手部門はヤクルトの塩見泰隆選手(191)、中日の岡林勇希選手(173)、阪神の近本光司選手(170票)が受賞しました。次点は横浜の桑原将志選手(143票)などで、上位三選手の票が割と近くまとまりました。

塩見選手と岡林選手は今年が初受賞、近本選手は二年連続二度目の受賞です。注目すべきは高卒三年目の岡林選手、二年目までの出場数は20試合でしたが三年目の今年140試合に出場、ベストナインとゴールデングラブの両獲りとなりましたよ!来年以降の活躍も期待されます。

最後に

今回は、2022年度プロ野球ゴールデングラブ賞の受賞選手について紹介しました。

打撃と違って守備の良し悪しって分かりづらい所がありますよね。その分意外に感じる受賞選手もいたのではないでしょうか。今年受賞した選手たちが来年はどのようなプレーを見せてくれるのか、今から楽しみですね!!

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